オフィス環境に合わせた機能について
スマートオフィスの機能として設計担当のウィックス瀬下氏より、提案があり、導入をしております。今回はそのスマートオフィスの機能についてご紹介致します。
なお、詳細については、下記スマートオフィスの性能についてをクリックしてご覧ください。
①.温度環境
・日常においてエアコンの使用時間が年々伸びています。
私たちの「からだ」にとっては、エアコンを使用しない季節が、一番心地よく「からだ」に負担の少ない時期です。そのため、エアコンの稼働している時間を出来るだけ少なくする目的で、断熱性能の向上に取り組んでおります。当初断熱性能の目標値を下記スマートオフィスの性能に記載の北海道の富良野市を上回る0.39w/(m2K)としておりましたが、予算の都合もあり、この目標を達成できておりませんが、秋田県の基準である0.56w/(m2K)を達成しております。また国土交通省が建築物の省エネ性能の評価に特化した指標であるBELS(ベルス)では☆4つ相当に該当する省エネ対策を講じております。
②.湿度環境
・冬季における室内では室内空気の乾燥状態が高くなり湿度が低下します。
このことは、呼吸器官である肺への影響、並びに皮膚の水分保持能力の低下にもつながり、「からだ」への影響が懸念される可能性があるため、適正な湿度管理をおこなえるよう加湿量を自動制御させるユニットを設置しております。
③.室内空気環境
・新型コロナウイルスやインフルエンザ対策としてのエアロゾルの低減させることや室内空気環境の向上を目的に高性能換気フィルター・滴下気化式加湿器を設置しています。
④.光環境
・体内時計のバランスを崩さないためと、昼間の業務効率の向上のために、出来るだけ太陽光のバランスに近づけた色の設定をしております。(朝と夕方はオレンジ色、昼間は白色)これに加えて照度の調整も自動に設定しており、特に夕方から夜については、30分刻みで細かく設定し、20時半には消灯するようになっています。
以上が主な機能となります。
何気ない設備かと思われるかもしれませんが、オフィス空間にて働くワーカーの健康にも配慮した設計となっております。
こんなオフィスで働きたいと思う方がいらっしゃいましたら、是非連絡下さい。
投稿日|2022.12.05